『旅のコストを抑えるならホステル泊がおすすめ!選び方のポイント』の記事では、ホステル泊で旅のコストを抑えることをおすすめしました。
しかし安宿にはリスクもあります。
そのリスクの一つが、全ホステルユーザーが恐れおののく「ベッドバグ」です。
この記事では実際にホステルでベッドバグに遭遇した私の体験をもとに、ベッドバグに出くわしてしまったらどんな対処方法が必要になるかをお伝えします。
私のベッドバグとの初遭遇…
私がベッドバグに遭遇したのは、ウィーンのとあるホステルでした。
滞在一日目、夕食をとってからホステルに戻り、シャワーを浴びてさあ寝ようと思ったその時…
ベッドサイドの小さな明りに照らされる壁に、何かの影を見た気がしました。
「ん????????」
近づいてよく見てみると、それは米粒ほどの小さな虫でした。
もしやと思ってgoogle画像検索をした結果、それはベッドバグであることが分かったのでした。
ホステルで怪しい虫を見つけたら、ベッドバグでないか必ず確認してくださいね…。
ベッドバグを発見後の対処法
ベッドバグを見つけた後の流れは、ホステルに報告→服をすべて温水で洗濯→シャワーを浴びる→別の部屋に移動する というものでした。
1. ホステルに報告
見つけたベッドバグの写真を撮り、ホステルのフロントのスタッフに見せました。
するとスタッフも慣れたもので、すぐに対応してくれました。
お詫びのミールクーポンと洗濯用のトークンを渡され、スタッフ用のシャワーブースに案内されました。
2. 服をすべて温水で洗濯
着ていた服だけでなく、持っていた服やダウンコートも含めてすべての服を洗濯しました。
ここで大事なのは、40度以上の温水で洗濯することです。
ベッドバグは高温で洗濯をすることで駆除することができます。
高温で洗濯をすると服は傷むと思うのですが…ホステルに泊まるときは良い服は避けましょうね。
ちなみに私の着ていたユニクロのウルトラライトダウンはこのときの洗濯によりかなり中身が偏っちゃいました。
できればこの時にバッグも一緒に高温洗濯しておくといいと思います。
3. シャワーを浴びる
上述の温水洗濯と同じ理屈で、体についているかもしれないベッドバグを駆除し洗い流すためにシャワーを浴びます。
これについては冷水シャワーというわけにはいかないと思いますので、普通に暑いシャワーを浴びれば大丈夫です。
ベッドに横になる前にベッドバグを見つけたので多分体にはついていなかったと思うのですが、一応念入りにシャワーを浴びました。
4. 別の部屋に移動する
さて、服を洗濯してシャワーを浴びることで、自分にくっついていたかもしれないベッドバグは駆除できました。
ここで元のベッドに戻っては何の意味もありません。
必ずほかの部屋に移動させてもらいましょう。
私が無事にほかの部屋に移動したとき、すでに時刻は午前5時になっていました。(洗濯・乾燥に時間がかかった)
今思い出しても長い戦いだった…。
まとめ
もしも不幸にもベッドバグに出くわしてしまったなら、必ずホステルに報告→服をすべて温水で洗濯→シャワーを浴びる→別の部屋に移動する といった対処をしましょう。
噛まれてからの対処では遅いです。
怪しいと思ったら見て見ぬふりをせず、すぐに対処して被害を未然に防ぎ、よい旅行をしてください。