「ハマム」をご存知でしょうか?
トルコの伝統的な入浴方法で、暖かい部屋の中で垢すりをしてもらったり、もこもこの泡で全身を洗ってもらったりします。
私も実際にトルコのホテルでハマムを体験したのですが、とても心地よくていい思い出になりました。
この記事ではそんなハマムの魅力を紹介します。
Contents
ハマムの場所・金額
私は石灰棚で有名なパムッカレ近郊の、カラハユットという温泉街でハマムを体験しました。
・ドアサーマルヘルスアンドスパ
・館内にはプールや温泉も完備されており、ホテルだけでも楽しめる
ハマムの手順
1. 着替え
ハマムを受けるために着替えをします。
私はビキニを着た上に普通の服を着てハマムの受付に行ったのですが、
受付のお姉さんに「ビキニを着ていますか?」と聞かれたので
たぶんこれで正解だったみたいです。
更衣室で洋服を脱いで、ビキニ姿でハマムを受けました。
2. サウナで汗をかきながら体を温める
ハマムの部屋に行く前に、まずはサウナで体を温めます。
たぶん10分くらい入っていたと思います。
私はサウナが苦手なのでちょこちょこ外に出て休んでいました。
ただ、ここでしっかりサウナに入っておくことで皮膚が柔らかくなり、
この後の垢すりがより効果的になると思うので
入れる人はちゃんと入っておくのがおすすめです。
3. 全身にお湯をかけられる
サウナから出た後は、ハマムの部屋に行きます。
ドアサーマルの場合は、人が楽に横になれるくらいの大きさの
タイル張りの正方形の台があって、壁際に大きな水がめや水道がある…
といった感じの部屋でした。
このタイル張りの台の上に仰向けに寝転がって、全身にお湯をかけてもらいます。
お湯はケサジさんが手尺のようなもので顔から順番に丁寧にかけてくれました。
暖かいお湯を少しずつかけられるのが気持ちいいです。
4. 垢すりをする
全身にお湯をかけ終わったら、今度は垢すりをします。
(よくわからずにハマムに行ったので、垢すりとかすると思わなくてびっくりした。)
イメージとしては、お芋の皮むき用グローブで
全身をごしごししてもらうかんじです。
意外にも痛くはなくて、ジャガイモ気分で無心で洗われます。
5. 全身を泡で洗う
垢すりの次は、全身をもこもこの泡で洗ってもらいます。
この工程が一番面白くて、かつ癒された!
全身を洗うための泡は、ハマムに置いてあった水がめと
洗濯ネットのような大きなネットで作ります。
水がめの中には石鹸水が入っているようで、
ケサジさんはネットを石鹸水に浸してから、空中で8の字に大きく振り回すのです。
するとネットの中にはたっぷりの泡が出来上がります。
この泡を体中に流しかけて、泡まみれにしてから洗っていきます。
ネットで作った泡は粗めで、それゆえにぱちぱちと泡がはじける音があちこちから聞こえて、
泡に包まれる安心感もあいまってとても癒されました。
6. マッサージ
泡で体を洗った後はそのままマッサージをしてくれます。
全身泡まみれなので、摩擦が軽減されて肌への負担も少なくていい感じです。
指圧というよりは、流してくれる感じのマッサージで、
ぐいぐいやってくれるので効き目がありそうでした。
ビキニのひももほどいてしっかりやってくれます。
マッサージが終わったところで全身をお湯で流しておしまいです。
ここでビキニのひもを結びなおしてくれたけど、
固結びにされちゃったので後でほどけなくて困った…。
7. 体をふいておしまい
ハマムの部屋を出る前には、ケサジさんが大きなバスタオルで
体を包んで拭いてくれました。
ちょっと子供に戻ったみたいな気持ちで嬉しくなりました。
宿泊中のホテルでサービスを受けられたので、あとは夢見心地のまま部屋に戻るだけです。
全身さっぱりして、心も癒され、とても満足して帰ることができました。
まとめ
トルコに行ったらぜひハマムを体験してみてください。
心地よくうっとりしながら全身ぴかぴかになれること間違いなしです。
水着を着るのをお忘れなく!