グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』を読みました。
この記事では「エッセンシャル思考」がなぜ必要なのか、どんな考え方なのか、実際に私がどんな行動をとることでエッセンシャル思考を実践するかを書いていきます。
Contents
なぜいま『エッセンシャル思考』を読んだのか
『エッセンシャル思考』を読んだのはブロガーのクロネさんの記事がきっかけです。
「ブログ初心者はなによりも初めに『エッセンシャル思考』を読んで、ブログを書くための時間を生み出しましょう」という内容でした。
また、ちょうど仕事の面でも本来私の担当ではないはずの雑務がどんどん増えており、自分自身の仕事がなかなかできないことを苦しく感じていました。
仕事の時間自体を減らし、仕事時間の中でも重要なことに時間を割く助けになると思いこの本を手に取りました。
結果として、本当に大事な仕事に時間を割くためのアイデアがいくつか思いつきました。
ちなみにこの本は漫画版と書籍版があるのですが、個人的には漫画版の登場人物が好きになれなかったため書籍版を選びました。
「エッセンシャル思考」とはなにか
essentialとは「本質的」「欠かすことができない」といった意味です。
この本では、ごくわずかな「本当に大事なこと」だけを選び取ることで自分の人生を豊かにすることを勧めています。
そのために覚える必要があるのが下記の3点です。
・「やらなくては」ではなく「やると決める」
・「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
・「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」
この3点を実践するために、大事なことを選ぶ方法・大事でないことを捨てる方法・大事なことだけをやり続ける方法を詳しく説明しています。
私の「エッセンシャル思考」実践方法
本当は私にとって大切なことをもっとじっくり考えるべきなんだけど、まずはその時間を確保するために簡易的に始めたいと思います。
平日は朝1時間早く会社に行き、この時間は大事な仕事だけをやる
実は、本当はずっとやりたいと思っているのに雑務に追われて手を付けられていない業務がいくつもあります。
雑務をすべて切り捨てられればよいのですが、部署内最年少の立場ではすぐに実行するのはなかなか難しいとも感じています。
そのため、朝に1時間だけ「絶対に雑務をやらない時間」を作ることに決めました。
定時から仕事を始めるのではなく、「朝1時間早く出社する」というのもポイントです。
始業直後は何かと周囲の人に話しかけられて十分に集中することができません。
それを避けるためにこの大切な1時間は定時前とすることに決めました。
ゆくゆくはフレックス制度を利用して、周りの人よりも1時間早く、空いた電車で帰宅したいと思っています。
自分宛ての内線以外、電話は取らない
私のいる部署には、定時内だとかなりの本数の電話がかかってきます。
これも最年少の悲しみで在席中はほぼすべての電話を一人で取り続けてきましたが、もうやめます。
ほとんどの電話では私ではなく事務員さん宛てにかかってくるのです。
幸い私がいないときは事務員さんが電話を取るという習慣はすでに出来上がっているようなので、
私が電話取りをやめても事務員さんが自分宛ての電話を直接自分で取るようになるだけでしょう。
電話を取れと言われたから取り続けていましたが、取り次ぎの時間が無くなる分、電話をかける人にとっても便利になるはずです。
夜、お風呂に入る時間と寝る時間のアラームをかける
これは私の健康と集中力、それから朝の大事な仕事だけをする1時間のために必要です。
本当は7時間くらい眠らないと私は調子が出ないということを知っていたのですが、なんとなく過ごしているといつのまにか遅い時間になっています。
お風呂に入ってしまいさえすればそのあとは流れですぐに寝ることができるので、寝る時間とそこから逆算したお風呂に入る時間を決めました。
決めただけではきっと私は後回しにしてしまうので、googleカレンダーを利用して決まった時間にリマインダーが届くようにしました。
最後に
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』から学んで、「本当に大事なこと」だけを選び取って自分の人生を自分で舵取りしたいと思います。
人生が大切なことだけで満たされることを想像すると、わくわくしてきました。