2020年2月後半に、用事があって台湾に行きました。
新型コロナウイルスの影響で普段の台湾とは違う姿があったので、
記録として残しておきます。
機内~空港
機内でCAさんから「新型コロナウイルスの感染防止入国健康申告書」なるカードを渡されました。
記入内容は氏名、性別、パスポート番号、便名、携帯電話番号、台湾での電話番号、体調、中国等への渡航歴です。
入国後14日間は公共の場所では必ずマスクを着用するよう指示も記載されています。
このとき台湾では外国人がマスクを購入できないシステムになっていたため、
外国人が台湾に行く際は事前にマスクを用意して持参する必要がありました。
記入後の申告書は検疫所や入国ゲートよりも前、機内を出てすぐの通路で回収されました。
警察なのか警備員なのかわかりませんが、一人ひとりかなりじっくり申告書をチェックされます。
空港内は利用客が少なく、かなり空いていました。
市内
道端でも半分以上の人がマスクをしていた印象です。
とはいっても、オフィスの中ではマスクはしていないようだったので
たぶん公共交通機関で着用したマスクをそのまま着けていただけなのだと思います。
私は利用しませんでしたが、MRTなどの公共交通機関では9割方マスクをしているそうです。
高速鉄道
台北と台南を高速鉄道で移動しました。
朝と夕方の便を利用したためほぼ満席でした。
平時でも高速鉄道は満席に近いことが多いので、利用客はあまり減っていないようです。
みんなマスクをした状態で静かに座っていました。
飲食店
普段なら昼食・夕食は毎回外食をするのですが、
今回はできるだけテイクアウトを利用して飲食店での食事を避けました。
ランチタイムにオフィス街の飲食店を利用した際には、ほぼ満席になっていました。
ドリンクスタンドの利用者は普段よりも少し少なかったように感じましたが、
これは季節柄かもしれません。
報道
テレビではかなり重点的に新型コロナウイルス関連の報道を行っており、
台湾だけでなく日本、中国、韓国など近隣諸国の状況についての報道も詳しかったです。
日本の状況については日本のメディアよりも詳しく報道しているように感じました。
その結果、台湾人はかなり新型コロナウイルスの情報をタイムリーに得ていたようです。
まとめ
台湾渡航前後にはかなり周囲の人に心配されましたが、
実際には台湾人のほうが新型コロナウイルスへのアンテナが高く、
対策も日本より徹底していたように感じました。
日本に帰国する時のほうが不安に思ったほどで、
台湾の対策から学べる部分は多いと思いました。